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ヘアスタイルは「3+1」で切れる
シンプルカットのすすめ
カットがむずかしいと頭をいためているあなたに朗報です。
高度に複雑化したカットテクニックをすっきり整理――。
「3+1」の4種類の切り方さえ体得できれば、どんなヘアスタイルでもカットできます。
ヘアスタイルのベースをつくる3つの切り方プラス1とは、
(1)「前に引いて切る」(2)「後ろに引いて切る」(3)「床と平行に引いて切る」といたって単純なテクニック。
それに、ボリューム調整や骨格補整を行うプラス1の(4)「ラウンドレイヤー」を組み合わせてスタイルづくりを行います。
これだけで、あらゆるヘアスタイルがカットできる――。
■別冊1 Style Book
■別冊2 「“こんなにつくれる”技術&スタイルマップ」
- 2008年5月30日発売
高澤光彦(PEEK-A-BOO)著
- A4変型判
- 208ページ(別冊共)
- 本体価格5,239円+税
シンプルカットとは?
著者の高澤光彦氏はPEEK-A-BOOの川島文夫氏に師事し、サスーンの技術を学び、さらに「ヘアスタイルとカット」を考え続けてきました。 「デザインとはなに?」「どう切ったら求めるスタイルができる?」「もっと単純なカット法はないのか?」…。 30数年にわたるサロンワークとセミナー講師の仕事をとおして得た結論、それが「シンプルカット」です。
「理論」1対「実践」9――。
「シンプルカット」にはむずかしい理論はありません。 たとえばサッカーやピアノを習うとき、最初に覚えるのが基本的な体の使い方。 正しいフォームを体得してから自分の技を極めていきます。
Training Step1
シンプルカットもスポーツや音楽と同じ。 正しいフォームにあたるのがベースをつくる3つの切り方から派生したヘアスタイルの9つの「型」です。 これらの型は、プラス1のラウンドレイヤーを含めた4つのカット技法を体得するためのベーシックなヘアスタイルでありながら、サロンでいま人気が高いヘアデザイン。 マスターすればそのままサロンで使えます。 トレーニングはサロンワークと直結。まずは、型をウイッグでカットしてトレーニングします。
Training Step2
次に、ウイッグで切れるようになったら、モデルで同じ型を切るトレーニング。 ここではモデルの条件が加わってくるので「似合わせ」テクが課題になります。 さらに、モデルで「似合わせ」ができるようになったら、逆算のトレーニング。 ヘアスタイルの写真から、どんなカットでつくられているかを考えるコツを学びます。 こうして、「9つの型+似合わせ+逆算」ができるようになると、不思議なことにヘアスタイルの構造が見えてきます。 こうなったらもう怖いものはありません。 型と違うヘアスタイルでも、どの型をこうアレンジすればいいのだ、ということがわかり、つまりは、どんなヘアスタイルでも切れるようになります。
別冊1「Style Book」
9つの型とそこから派生するヘアスタイルブック。 全部「3+1」でカットしたスタイル。 9つの型を体得すれば、どんなヘアスタイルでもカットできる証しです。
別冊2「“こんなにつくれる“技術&スタイルマップ」
「前に引いて切る」「後ろに引いて切る」「床と平行に引いて切る」とこんなスタイルがつくれることがわかるシンプルカットの系図。 Style Bookのヘアスタイルが、どの切り方をベースにしているのかがひと目でわかります。