21日で学び直し　シニアベーシック

高齢化が進んでいる日本。顧客の大人化が進んで全国的に「大人対応力」が求められるようになって久しいですが、大人化しているのは“顧客“だけではありません。
一方、美容師の平均年齢は27歳前後だと言われています。40代を超えてくるとこれまでのように売り上げを上げていくことができなくなってしまい、退職したりハサミを置いたりする人たちがいるのです。

しかし、顧客も美容師も高齢化していくからこそ「美容師も顧客も“シニア“になってからが主役」と提唱するサロンがあります。写真館を皮切りにシニアビューティ特化ビジネスを展開する「EGAO」のヘアサロン・えがお美容室。
80〜90年代に青春を過ごした、これまでの「おばあちゃん」とは違う人ニーズを的確に捉え、シニア向けマーケティングで圧倒的な支持を誇るサロンです。

この本では、えがお美容室が「今のシニア（60代以上）」に特化するために再構築したカット＆ヘアカラー、パーマなど技術をすべて公開。スタイリストデビューするためのベーシックとは違う、シニアならではの「形・色・質感づくり」といったヘアデザインのすべてまとめました。

白髪を隠せばいい、細毛やボリュームをカバーするフォルムになっていればいい、という「おばあちゃん対応」を今こそ捨てて！
シニアこそ“ヘアデザイン“が求められています！
シニア向け技術をリスキリングすれば、40代以上の美容人生がもっと輝き始めます。

・この本でできること
■ 顧客が増える！＝70・80代も口コミサイトで美容室を探す時代。潜在顧客は十分！
■ おしゃれで楽しい！＝「お年寄り」「おばあちゃん」扱いをやめればヘアデザインでリピートする関係になれる
■ 生涯ヘアデザイナーに＝ 40代からのキャリアも顧客と共に。永く働くことができる！

著者Profile
えがお美容室とは？
2014年東京・巣鴨にオープンした日本初のシニア世代専門写真館「えがお写真館」を起点に、美容室・セレクトショップ（洋品店）・ネイルサロン・エステティックサロンを運営する「EGAO」ブランドの1つ。シニア世代のトレンドメーカーとして定着し、現在では美容室部門でフランチャイズ事業も展開。「今」のシニアの気分を解像度高くとらえた技術理論にも定評があり、技術研修やロールプレイングなどの教育サポートにも力を入れている。

収録内容（予定）
★シニア向けに再構築したベーシックを21日かけて学べる構成に★
1日目
脱・おばあちゃんのための押さえどころ
2〜6日目
ミディアムスタイルのカット
●ミディアムレイヤー●前上がりハイレイヤー
7～10日目
グラベースのカット
●グラデーションボブ●ネオマッシュ
11～14日目
ショートスタイルのカット
●ショートレイヤー●ツーセクションショート
15〜18日目
グレイヘアへのアプローチ
●白髪を隠す2例●白壁を生かす2例
19日目
世代別のバーマアプローチ
20日目
ブローとアイロンワーク
21日目
メイクとファッション