酸性ストレートを理解するためには、まずは大前提として、パーマの理論を理解すること。
毛髪内部の構造、そしてそれぞれの還元剤を学んだ上で、酸性施術の特徴やメリットを知ると理解が深まります。
カギとなるのはpHと還元剤の種類・濃度。
現代のダメージした履歴の髪には、そこに合わせた薬剤とpHを設定する必要があります。
施術や薬剤選定で失敗しないために、必要な知識をここに用意しました。

0 0 8 アルカリパーマの原理
0 0 9 パーマはどこにかかるのか
0 1 0 還元剤と酸化剤
0 1 2 p H と施術
0 1 4 酸性パーマの原理
0 1 6 髪の状態とp H
0 1 7 髪の履歴とp H
0 1 8 黒木流酸性パーマの考え方
0 2 0 1 液薬剤選定表
0 2 2 酸性ストレートの工程
0 2 4 毛髪診断とカウンセリング
0 2 6 架橋と適正還元
0 2 8 酸性ストレートのメニュー化

この章では、薬剤の塗布方法やアイロン操作など、酸性ストレートを施術する際に基本となる
技術について触れていきます。
酸性ストレートは薬剤選定に目が行きがちですが、じつは仕上がりを左右する重要なスキルです。
基本をしっかりと身につけながら工程をクオリティアップ。
イメージした仕上がりに持っていくための「スキル」を身につけましょう。

この章では、バージン毛から複雑な履歴、ハイダメージの髪までさまざまな状態の髪に酸性ストレートを施術していきます。
実際の髪はそれぞれ履歴も異なり、クセの強さもダメージも違います。
そこを「読み」ながら薬剤を設定し、塗り分けして仕上がりイメージに合わせてアイロンを入れていく……施術は常にケースバイケース。それぞれ異なる状況・髪質に合わせた施術で経験値を上げていきましょう。

0 6 6 シングルリタッチ
0 7 4 ハイダメージ毛へのリタッチ
0 8 2 超複雑履歴を見抜く①
ハイダメージ毛への施術
0 9 0 超複雑履歴を見抜く②
ハイライト+ アルカリストレート+ αへの施術
0 9 8 超縮毛をまっすぐに
初めての美容室 初めての酸性ストレート
1 0 6 酸性ストレート+ 毛先に丸み　ストカール